[独占取材]宮田議員「市民目線の会に、違和感を感じます」（３）

市長（高見前市長）派の「市民目線の会」が、宮田議員を除名した件について、
宮田議員、いきさつを知る方（Ａ氏）に、インタービューした。

記者
選挙は、奥前議員と、2人でやっていくと思っていた？

宮田議員
「はい、そうです」

記者
会はつくらずに、選挙をやっていくと思っていた？

宮田議員
「はい、会をつくるとは聞いてないです。
だから、「市民目線の会」ができたとき、どうやって進めていくのか分からないという、内部の声もありました」

記者
（前）市長は？

宮田議員
「（前）市長は、事務所に、ちょいちょい来ていましたが」

記者
「市民目線の会」を動かしていたのは、（前）市長ではなく、奥前議員とＳさん？

宮田議員
「今、ふりかえってみると、（前）市長も「被害者」なのかなと、思わなくもないです。
（前）市長の発言を、奥前議員が、おさえるような言い方をしていたときもありました。
「相手は、（前）市長なのに」と思ったときが、何回かありました。
今回の、除名とか書かれたチラシは、（前）市長のイメージダウンになると思います」

記者
あえて、折込チラシを出したのは、奥前議員の考え？

宮田議員
「本当に、（前）市長を守りたいなら、「市長目線の会」の会員に伝えれば良いだけの話で、折込チラシにする必要はないと思いました。今回のチラシは、市長選挙にマイナスになっても、プラスにはならないと思います。
奥前議員は、私を除名したのに、私を見とかなあかんとか書いてあるのは、「なんで」と思います」

記者
奥前議員は、これからも、政治にかかわっていくということでしょう。

宮田議員
「今、思うのは、「市民目線の会」は、奥前議員とＳさんの言うことを気にして、自分にうそをついて所属しなければならない会なのかな、と思いました」

記者
折込チラシに書かれていたことが、すべてではないということ？

宮田議員
「「市民目線の会」は、「大阪維新の会」のような、政党や会派と言えると思いますか？」

記者
前職1人がいるだけですから、政党・会派ではなく、市民グループでしょう。
「大阪維新の会」のようなものではないでしょうが、知らない市民は、「大阪維新の会」のように、同じように見てしまう方もいるでしょうね。

宮田議員
「支援者の方々のなかには、「大阪維新の会」のような政党だと感じて、寄付をした市民もおられるかもしれません。「市民目線の会」に、市民がだまされてほしくないです。
宇陀の政治が変わってほしいと願っている市民は、たくさんおられます。
会になったからと言って、「大阪維新の会」のようになれるわけではないんですよということを、市民のみなさんに分かってほしいです」

記者
宇陀には、「会」って、たくさんあります。10個くらいあります。

Ａ氏
「奥前議員は、「大阪維新の会」の勉強会に行ったことがあるそうです。それを目指しているのかもしれませんが、暴走しているように見えました」

記者
「市民目線の会」が、まだあるのは、なぜだと思いますか？除名されたので、分からないことでしょうが。

Ａ氏
「オンブズマン活動をされていくなら、かっこいいですが、（前）市長を守る会なら、何をしていくのでしょうか？」

宮田議員
「「大阪維新の会」のような会ではないので、市民のみなさんには、献金するなら、よくよく考えてからしてほしいと思います。
「市民目線の会」には、方針にしている公共交通とか、「じゃあ、どうやってしていくの？」と思います。
私は、1年目なので、勉強してなんぼ、今から勉強して、いろんな方の声を聞かなければならないといけないのに、あれして、これしてと、駒（こま）のように使われても困りますし、奥前議員がこれから実現していくべきことだと思います。
献金したお金を返してと言われたことがありましたが、お金については、会代表である奥前議員に言っていただきたいです。
私は、子育て支援をしたいですと言っていましたし、「市民目線の会」ができるとは知りませんでしたし、公共交通、鳥獣被害対策、農林業など、会ができたからといって、すべてできるわけではないですし、そもそも会の説明ができていなかった奥前議員にできるのかなと思います。
私も、最後は、電話をすることがこわくなってきています。
もう、だましてほしくない、かかわってほしくないという気持ちです」

記者
これからは、「言った証拠はない」と言われないように、ボイスレコーダーで残しておいたほうがいいですよ。

宮田議員
「奥前議員が、4年後を目指して、「市民目線の会」を続けられるのは良いと思います。
ただ、そのときには、こういうことをしていきたいんだけれども賛同してくれるのならお金を出してくださいという、きちんとした説明の上で、お金を集めるのならいいと思いますが、今回の場合は、急にお金、お金、お金となっていたので、献金した方がたくさんおられたと思います。支援者を、だましてほしくないという気持ちです」

記者
10人の、反（前）市長の多数派議員との関係は？

宮田議員
「悪くないです。普通です」

宮田議員
「私は政策について、うそをついたことはありません。介護とか言ったこともないですし、農林業したいと言ったこともないですし、鳥獣被害について言ったこともないですし、私が言ったのは、子育てについてのことだけです」

Ａ氏
「途中から、奥前議員が、宗教の教祖のように見えました」

宮田議員
「そう、見えました。私は、「会で必要とされているなぁ」と思ったことが、一度もありませんでした」

記者
女性候補者がいるということで、会のイメージアップに使われたかもしれませんね。
おっさんだけの会よりも、若い女性がいる会のほうが、見ばえがいいですから。

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宮田議員
「演説は、奥前議員、四日候補者、私の順番でした。
私は「市民目線の会」ではなく、駒（こま）として必要だったのかなと思います。
チラシの作成で、「この部分は大きな文字にしてくださいね」と言っていたのに、さらに小さい文字になっていたり。
折込チラシは、会派として成り立っていない「市民目線の会」が、除名とか言っているのは、私への名誉棄損（めいよきそん）になるのではないかと思います。私は公人なので、だまされていたとは言え、言われても仕方がない部分があるかもしれませんが、私人対私人はちがうので、奥前議員は支援者50人にあやまってあげてほしいと思っています。
奥前議員が言っていることが、100％正しいというわけではありません」（おわり）
（社会部　竹田克司）

“[独占取材]宮田議員「市民目線の会に、違和感を感じます」（３）” への5件の返信

意図せずこの方に投票した方（市民目線の会のスローガンで投票した方？）に対して議員ご本人はどう思っているのか聞いて頂きたかったです。会と宮田議員の主張の違いは良く分かりました。今後子育て事業に対してどの様に活動されていくのか見ていきたいと思います。初めて書き込みますが、思っていた以上に（失礼）色んな情報を取り上げているサイトですね。頑張ってください。

宮田さんの考えには同調します。よく、間違いに気づいて正しい選択をされたと思います。
ただし、分からなかったからとか、知らない内に進められてたとか、思ったけど言えなかったとか言うのは、通らないと思います。
宮田さんが反対の立場でしたらおそらく、徹底的に批判して追い詰めませんか？
子供の担任の先生があなたの意見を中途半端に聞いて、最終的には思い通りにしてくれずに、他のかたの意見を採用されたら、あなたは黙ってはいないはずです。
ほっておいてはダメ。
最低限、宮田さんを選んだ有権者に対しての説明責任が有りますね。

人それぞれにいろんな考えと意見を持ってるのですから、意見の違いは当然です。晴れて議員になった今からは、これまでのやり方では通りません。自分や自分の好きな人だけの考えを通すことに固執せずに、反対の意見の人やいろんな立場の人も尊重してまとめていくことです。

「人のふんどしで相撲を取る」って言うんですよ、宮田さん。
子供さんもおられる立派な大人です。

何故あなたが当せん出来たのか？だれのお陰で当せん出来たのか？
よく考えてみてください。
このインタビュー記事を読むと、言い訳ばかり。
知らなかったとか、考え方が違ったとか、言ったけど・・・とか
いい大人が恥ずかしげもなくよく言いましたね。
友達同士の会話じゃないんですよ。
そういうのは通用しません、世間は。
挙句の果ては、
『私への名誉棄損』『だまされていた』『奥前議員は支援者にあやまれ』
よくまあこのようなことが言えましたね。
何度も言いますが
誰のお陰で議員になれたのですか？
あなたへの票はごくわずか、殆どは奥前議員にであり、市民目線の会への
支援者です。
あなたに投票したという方が嘆いておられました。
「私の一票さえなかったら」と。
投票してくれた一人一人に謝るべきはあなたです。
こういうことを平気で言えるのなら、4年後堂々と自分の力で挑戦したらどうですか？
今すぐ辞表を提出すべきです！！！
市民の血税がこのような人に使われるのは・・・と思っている人、何人もおられると思います。

　私も「辞表提出すべき！」の方と全く同意見です。
私も市議選中にサンクの前で演説している宮田候補から、直接「市民目線の会」と書かれたチラシを貰いました。
市民目線の会を否定しながら、私にこのチラシを渡したのは、まさに騙りに値。
市民目線の会の名を使って当選した以上、市民目線の会の一員として政治活動するのは当然。そうでなければ辞職。
今のように「否定しているのに辞職しない」は有権者（特に宮田市議に投票した人）を冒涜状態。
こんな人が宇陀市を良く出来るとは、到底思えない。
宇陀市を良くする前に、自分が良くならないと・・・
　見る見る衰退していく宇陀市。待ったなしの市政が急務なのに、こんな議員がジャンケンで当選してしまうところに、宇陀市の運の無さを痛感する。
　うちにも二人の子どもがいて、常々「ウソはつくな」と教えているが、
「市会議員でもウソをつくのに、なんで僕はウソついたらあかんの」
と子どもに言われた時、どう答えたらいいのか、同じ子どものいる宮田議員に御指導を頂きたい。

僕達夫婦、長男、長女夫婦に孫４人、みんな宇陀市民で孫はみんな幼いです。
さて、あなたが実行できる子育て政策、実行ですからね、理想じゃなく。
人口減少に老齢化、箱物の維持管理に莫大な税金をたれ流し。費用対効果からすると、取り返しがつかないことをしてしまった宇陀市。
実現可能な施策ないですよ、今さら。
本当に人口減少と若者層の居住増加が、この４年内に実現できなければ、バカな田舎議員と同じレベルだということです。
けど、１つ方法があると思います。一日も早く夕張のように破綻すればいいのです。
僕はそれしかないと思います。