2020年6月5日、宇陀市定例記者会見がおこなわれた。
前田副市長が、「宇陀市長職務代理者」として、会見をおこなった。
6月定例会について
6月定例会（「令和2年（2020年）第2回宇陀市議会定例会」）の日程が発表された。
第1日 2020年6月 8日10時～（議案上程、提案説明）
第2日 2020年6月10日10時～（質疑、委員会付託）
第3日 2020年6月18日10時～（一般質問）
第4日 2020年6月19日10時～（一般質問、委員長報告、質疑、討論、採決）
予備日 2020年6月22日
福祉文教常任委員会 2020年6月11日10時～
総務産業常任委員会 2020年6月12日10時～
予算審査特別委員会 2020年6月15日10時～
6月定例会では、「令和2年度当初予算案」について審議される。
当初予算案は、新しい市長が具体的な予算案を決めていくものとし、宇陀市単独の新規事業をはぶいた「骨格予算（約184億円）」となっている。
おもな収入
・市税の見込み 25億6,389万7千円（3年連続減少）
・普通交付税の見込み 70億4,000万円
・市債（借金）発行額 20億1,420万円
※市債（借金）の使いみちは、
菟田野こども園建設 3億6,080万円、菟田野人権センター改修 3億2,970万円、道路・地すべり災害復旧 2億0,700万円、旧宇賀志小学校解体 5,800万円などに使われる。
複数年かかる事業に市債（借金）が充当されているので、
来年度（令和3年度・2021年度）の市債（借金）も、多額になりそうだ。
おもな歳出
・菟田野人権交流センター改修 4億9,244万3千円（総工費 約5億6千万円）
・菟田野こども園建設 3億8,032万8千円（総工費 約5億8,000万円）
・宮奥ダム計装設備更新 1億3,376万9千円（総工費 約2億5,000万円）
・旧宇賀志小学校解体 6,887万8千円
コロナ対策について 予算総額 32億7,302万9千円
・特別定額給付金（1人10万円ずつ給付する国の事業） 29億9,042万円3千円
・GIGA（ギガ）スクール構想事業（教師・小中学生全員にパソコンを配布、2,057台） 1億1,737万2千円
・プレミアム商品券（ウッピー券）の発行（1万3千円分使える商品券を1万円で抽選販売、15,000部発行予定、9月ころ実施予定） 5,210万円
・子育て世帯への臨時特別給付金（国の事業） 3,017万円
・休業要請協力店に10万円 2,004万1千円
・避難所に、テント・防護服・マスク・消毒液などを備蓄 1,381万8千円
・子ども園・小・中学校にマスク・消毒液・空気清浄機を備蓄・配置 628万9千円など
市長選挙について
市長選挙の告示日は2020年6月21日、投開票日は2020年6月28日となっている。
2020年6月4日午前の時点で、立候補の必要書類を受け取っているのは、2陣営。
（社会部 竹田克司）
宇陀新聞社 