[交通]近鉄電車、4月1日から運賃を値上げへ

近鉄(近畿日本鉄道)は、2023年4月1日に運賃を改定(値上げ)する。

たとえば、榛原駅から大阪難波駅までの普通運賃は、現在は840円だが、2023年4月1日からは1,000円となる。

近鉄は、運賃改定の理由について、
「さらなる経営努力を前提として、安全・安心・快適な輸送サービスを、これからもお客様に末永く継続して提供していくため、このたび運賃改定を実施させていただくことといたしました」と述べており、少子高齢化や、会議・買い物のオンライン化などの影響で乗客数が減少しており、近鉄の経営努力だけでは収入減少を解決できない状況にあるそうだ。

近鉄は、今後の取り組みとして、車両の更新、バリアフリー整備、駅や踏切の安全対策、駅の改良などを進めていこうとしている。

ちなみに、踏切の安全対策についてならば、踏切「長谷寺第7号」(通称「的場酒店前の踏切」)は、渋滞が慢性化している踏切であるが、もう少し踏切の道路幅を広げ、車がすれ違うことができるようになればと、通るたびに思ってしまう。今は、1台ずつ交互通行になっており、どちら側が先なのか、ときどき踏切内でトラブル(口論)が起きている。

踏切「長谷寺第7号」
踏切「長谷寺第7号」(通称「的場酒店前の踏切」)

関連サイト
運賃改定の実施について(近畿日本鉄道のページ)
https://www.kintetsu.co.jp/gyoumu/kaitei/