[生活]宇陀の気温、30年間で3~4度も上昇していた

気象庁 大宇陀観測所(大宇陀下竹)

気象庁大宇陀観測所(宇陀市大宇陀下竹)のデータによると、宇陀市でも温暖化とみられる気温上昇が明らかとなった。

2022年7月の月平均温度は24.7度、月平均最高温度29.9度、月平均最低温度20.9度、日の最高温度35.3度、日の最低温度17度だった。

20年前のデータを見ると、
1992年7月の月平均温度は23.2度、月平均最高温度27.9度、月平均最低温度18.9度、日の最高温度32.8度、日の最低温度15.2度だった。

30年前のデータを見ると、
1982年7月の月平均温度は21.4度、月平均最高温度25.9度、月平均最低温度17.5度、日の最高温度30.6度、日の最低温度11.3度だった。

30年のあいだに、
月平均温度は3.3度上昇、月平均最高温度は4.0度上昇、日の最高温度は4.7度上昇していた。

宇陀は、奈良市や奈良盆地よりも3度程度、気温は低いが、「夏は冷涼な高原都市だ」とは、もはや言い切れない。
熱中症に気をつけなければならない。