[生活]トイレットペーパーの売り切れ、混乱おさまる

トイレットペーパーが売り切れ、違う商品が置かれていた。(スーパーヨシムラ大宇陀店、2020年3月2日
トイレットペーパーが売り切れ、市民は混乱した。(宇陀市内のスーパー、2020年3月2日)

2020年2月下旬から3月にかけて、トイレットペーパー・ティッシュペーパーなどが、デマ情報によって「売り切れ」となり、市民はあせった。
「トイレットペーパーがないと困る」と、一部のお店では、開店前から行列ができた。

2020年3月下旬から、いつものように買えるようになった。

トイレットペーパー売り場は、日常の姿にもどった。(スーパーヨシムラ大宇陀店、2020年3月28日)
トイレットペーパー売り場は、日常の光景にもどった。(宇陀市内のスーパー、2020年3月28日)

クリニックの内科医師
「新型コロナウイルスも、インフルエンザのように、暖かくなってきたら、自然におさまると思っていたけど、世界の様子を見ると、拡大しているから心配ですね」(2020年3月28日)

中国に頼りすぎてきた日本

マスクの売り切れは、全国的に、今でも続いている。
もともと、日本用マスクの生産は、中国で大量生産されてきた。
中国は、マスクを増産しているが、中国国内で優先して使われている。

新型コロナウイルスの影響で、日本へ来る中国人観光客がいなくなり、日本は、観光業・販売業だけでなく、多くの産業が悪影響を受けている。

奈良市のタクシー運転手
「奈良公園とか、観光客がいなくて、ガラガラですよ。日本人観光客も減っています」(2020年3月中旬)

宇陀では、市内産業がどのような影響を受けているのか・受けていないのか、取材をしていきたい。
(社会部 竹田克司)