[医療]市長は、インフルエンザウイルスをまき散らかしていた

2020年1月29日、奈良県内で新型コロナウイルス(新型肺炎)感染が確認された(60代のバス運転手)。
国内6例目、ヒトヒト感染としては国内初だった。

同じ日、2020年1月29日の夜、高見市長は、フェイスブックの写真を、宇陀市消防長に変更した。
新型コロナウイルス対策責任者としての決意表明だろう。

宇陀市長 高見省次氏(フェイスブックより)
宇陀市長 高見省次氏(フェイスブックより、2020年1月29日)

2019年1月、高見市長は、インフルエンザにかかった

いきさつ
2019年1月中旬
高見市長は発熱があり体調が良くなかったが仕事をしていた。

2019年1月18日(金)
高見市長は、宇陀市立病院の新年会に参加した。
お酒を注ぎにまわったり、積極的に話しかけていた。
医師・看護士だけでなく、市立老健さんとぴあ介護職員・市議会議員も参加していた。

2019年1月19日(
高見市長は、病院を受診し「インフルエンザ」と診断された。

2019年1月20日(
高見市長は、宇陀市消防団出初式に出席し、あいさつや表彰をしていた。
マスクをしないで、インフルエンザをかくしていた。

2019年1月21日(月)~
高見市長は、市役所でいつものように仕事をしていた。
マスクをしないで、インフルエンザをかくしていた。

インフルエンザが広がった

2019年1月、インフルエンザにかかった人は、
宇陀市立病院 看護士6人
宇陀市立病院 入院患者1人
宇陀市役所9人 いた。
市立老健さんとぴあ、宇陀市議会、消防団員は、調べていない。
インフルエンザ発生があったかもしれない。

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発症7日目でもウイルスを出している可能性がある(シオノギ製薬)

高見市長、インフルエンザ患者になっても、いつもと同じ行動

高見市長は、体調不良を感じたときから、
「自分はインフルエンザかもしれない?」と考えて、
気をつけた行動をするべきであった。
すでに、2019年1月上旬には、宇陀市役所ではインフルエンザが発生していた。

しかし、高見市長は、人の集まるところに出かけて行った。
マスクもしていなかった。
高見市長は、酒・女・支配を楽しみたかったのか?

高見市長は、インフルエンザと分かった日(2019年1月19日)の前後、
市立病院の新年会、消防団出初式、宇陀市役所で、
インフルエンザウイルスを、まき散らかしていた、ということになる。

病院関係者
「新年会のあと、数人がインフルエンザにかかりました」

とくに、医師・看護士・消防団員は、宇陀市民の生命を守っている。
高見市長は、医師・看護士・消防団員に、インフルエンザウイルスをまき散らかしていた。

市民(50代男性)
「市長は、女性看護士と酒を飲みたかったんやな。金ぴかの消防の制服を着て敬礼したかったんやな。自分さえ良ければ、それでええんやろな・・・」

病院関係者
「病院では11月ぐらいに、職員全員にインフルエンザの予防接種をおこなっているため、まだましだったのかもしれません。
インフルエンザに市長がかかっていることを知ったのは、新年会が終わった後でしたので、すべて後の祭り。
かなりショックだったことを覚えています」

2019年3月、宇陀市議会本会議で、高見市長のインフルエンザ問題が少し取り上げられたが、事実解明にいたらなかった。

高見市長は、マスクの意味を分かっていない?

マスクは、ウイルス患者が着けるものである。まわりに移さないための「せきエチケット」だ。
マスクは、健康な人たちもしているのは、「せきエチケット」を守らないウイルス患者から、ウイルスをもらわないように防ぐ努力をしているのである。

高見市長は、宇陀市民の生命・健康を守ることができるのだろうか?
(社会部 竹田克司)