高見市長は、宇陀市内に大学ができるかもしれない良い話を、切りすてていた。
「発展」の反対語は、「衰退」である。
高見市長は、宇陀市を「発展」させるのではなく、宇陀市を「衰退」させようとしているのか?
衆議院議員 田野瀬太道後援会の幹部A氏にインタビューした。
A氏は、元衆議院議員 田野瀬良太郎氏(大和大学学長)、衆議院議員 田野瀬太道氏、国土交通省幹部、奈良県(知事、知事特命参与、部長など)との人脈がある宇陀市民である。
ほかにも、田野瀬太道事務所、市議会議員にも聞いた。
これが真実だ、うわさ話ではない
A氏は、高見市長が就任してからまもなく、2018年5月上旬、市役所で高見市長に面会した。
A氏は、「宇陀市に、大和大学の農学部を誘致してみようと考えているが、どうか?」と、提案した。
高見市長は、A氏の話を真剣に聞いていたが、答えは出さなかった・・・
関連リンク
大和大学ホームページ
2018年6月下旬、市職員幹部B氏・C氏は、高見市長に提案した。
「大和大学に行って、まずは、話しだけでも聞いてみようと思います」
高見市長は、「行く必要はないです」と、切りすてた。
別の時期に、市職員幹部D氏も、高見市長に言った。
「大学誘致の話は、良い話ですよ」
高見市長は、「特定の政治家と、かかわりたくない」と、意味の分からない感じだったらしい。
しかし、高見市長は、特定の政治家・候補者と、かかわっている。
知事選挙・県議会議員選挙・参議院議員選挙・明日香村長選挙で、反自民党を応援していた。
高見市長は、自分の好き嫌い(自民党か反自民党か)で、仕事を選んでいるように見える。
「すべきこと」と「したいこと」の区別が、できていないように見える・・・
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A氏は、2019年1月にも、高見市長に面会して、ふたたび同じ提案をした。
しかし、現在(2019年11月)になっても、高見市長からの返事はないそうだ。
A氏
「大学の誘致について、高見市長に自民党の選挙を手伝わせるとか、政治的なことはありません。宇陀市の発展につながるから、高見市長に提案したのに・・・」
「自民党とか関係ありませんよ、大学誘致の話なのに、高見市長は、なにを誤解してるんですかね?」
「高見市長は、断ったわけではないと弁明しているそうですが、返事がないということは、常識では、断ったということですよ」
高見市長は、自民党を敵対視している
宇陀市から選ばれている政治家は、衆議院議員、参議院議員、県会議員、奈良県知事、みんな自民党である。
高見市長は、20年前に消滅した「新党さきがけ」政策調査会スタッフ経験(1994年~1996年)は、今の宇陀市では役に立たない。
ちなみに、「新党さきがけ」は、自民党と連立政権を組んでいた時期もあった。
新党さきがけのスタッフ経験は、政策立案・公約実現に活かされるだろうと思って、宇陀市民は市長に投票したが、
高見市長は、自民党を敵対視しており、宇陀市を発展させていくことは、できそうに見えない。
高見市長は、宇陀市民よりも、おのれの自尊心(プライド)を優先し、宇陀市を衰退させているように見える。
町議会議員経験者「高見市長は、自民党が嫌いなのは自由だが、市長として、間違ったことをしている」
大学誘致(=企業誘致)は、宇陀市の経済・財政・農業・教育にとってプラスになる、どこの市町村も飛びつくような良い話だ。
とくに、宇陀の農業が発展していくチャンスだ。
奈良県も、市議会も、市職員も、宇陀市民も協力するだろう。
学長メッセージに同感 ~歴史をたどるか。歴史をつくるか。~
歴史をたどるか。歴史をつくるか。
高見市長は、宇陀を消滅させる「歴史をたどる」のか?
「歴史をつくる」ほうへ進むべきだ。
記者「高見市長のふるまい、田野瀬太道先生は、怒っているのか?」
田野瀬太道事務所「田野瀬太道先生は、大学誘致に関係していません」
大学誘致の件は、まだ間に合うと思う。
高見市長は、動き出すべきだ。
土地とか、場所とか、費用負担とか、まだ何も決まっていないが、大和大学は、宇陀市民の幸せを考えながら、良い方法で、大学をつくってくれるだろう。
(社会部 竹田克司)