宇陀市役所(完成当時、榛原町役場)は、テニスコートのあった運動公園に建設された。
運動公園は、町有地なので、土地代はタダだったのかもしれない。
しかし、庁舎建設により公園が減ったという理由で、1999年(平成11年)榛原町は、新しい公園の建設を決定した。
・萩の原公園 街区公園2,300㎡(市役所となり)
・宇陀川公園 街区公園1,700㎡(旧榛原町役場)
・榛原フレンドパーク 近隣公園20,000㎡(榛原下井足)
宇陀市公園課
「公園面積は決まっており、公園の面積を減らすことはできないのです。庁舎建設で公園面積が減りましたので、同じ広さの公園面積をつくらなければなりませんでした」
国土交通省 公園緑地・景観課
「宇陀市公園課の言っていることは、一般的な見解としては正しいです。公園を減らす場合には手続きが必要です」
庁舎の建設については、
庁舎の建設費29億6,856万7,000円だけでなく、
榛原フレンドパーク建設費、13億9,889万4,992円、
旧榛原町役場の解体費、約7,000万円も一緒に見なければならない。
庁舎の建設は、
これまで、
44億3,746万1,992円かかっていた、ということになる。
宇陀川公園は、これから建設される。
建設費はいくらかかるのだろうか?
(社会部 竹田克司)