[政策提言]宇陀市議会は100条委員会を設置すべき

宇陀市役所
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高見市長は、2019年5月14日の総務産業常任委員会で、3月29日の議事録は「出さない」とはっきり答えた。

委員
「市長は、3月29日の議事録を提出してください」
高見市長
「出さない」
「いっさいできない」

2019.3.29の協議とは?
2019年3月26日の審査で不合格を出した選定委員(5名)を集めて、3月29日に「謎の協議」を開催していた。
正式な協議であり、委員に報酬も支払われている。
高見市長のプライベートな会ではない。
高見市長、選定委員5名、産業企画課2名のほかに、高見市長の友達として経営コンサルタント(?)が出席していた。
彼は、名前を明かさず、選定委員たちに意見していた。

翌日(3月30日)、高見市長は、㈱アスクゲート社員と、美榛苑レストランをおとずれている。
高見市長は、従業員たちに「次やる人、見つかりました」と言っていた。
㈱アスクゲート社員も「次やりますので、よろしくお願いします」と言っていた。

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情報公開すべきなのは高見市長
高見市長は、市議会が議決すべきことを、専決処分で決めた。
高見市長は、良くも悪くも、市議会に説明できなければならない。

高見市長は、だらだらと時間をかせぎ、月給69万7,000円ももらっている。
来月の6月ボーナスは、171万6,875円ももらえる。
高見市長は、かつて趣味と言っていた政治、自分の生活費のため、市長を続けているのか?

高見市長は議事録を早く出すべきだが、
高見市長は「出さない」と言っているのだから、
宇陀市議会は、100条委員会を設置し、参加者から聞き取りをし、議事録・録音データを確認したほうが「早い」。
(社会部 竹田克司)

100条委員会とは
地方自治法第100条にもとづき、地方議会が設置し、職員や議員ら、自治体関係者が関わる疑惑や不祥事の真相を究明する。
強い権限を持ち、調査対象の関係者に出頭を求めて聞き取りをしたり、証拠や記録の提出を要求したりすることができる。
正当な理由なく証言を拒否したり、うその証言をしたりした場合は、罰金刑や禁錮刑が科せられる。