奈良県公園課から資料を得た。
奈良県内の公園について、とりまとめられている。
宇陀市は、公園をつくりすぎているのではという市民の声があるため、検証することにした。
上表を、抜粋したのが下表である。
宇陀市は、人口1人当たりの公園面積が、17.18㎡である。
宇陀市には、街区公園40、近隣公園3、地区公園2、総合公園2、都市緑地1、合計48カ所(46万3,900㎡)の公園があるとされている。
ほかの市町村と比べると、多すぎる・広すぎるという意見もあるし、普通だという意見もある。
ちなみに、国が求めている基準は、人口1人当たり5~10㎡である。
公園は、街区公園、近隣公園、地区公園など、さまざまな種類がある。
ほかの市町村の公園を見に行くことにした。
(社会部 竹田克司)
街区公園とは
街区居住者の利用する公園で、誘致距離250mの範囲内で面積2,500㎡を標準として配置する。
近隣公園とは
近隣居住者の利用する公園で、近隣住区当たり1箇所を距離500mの範囲内で面積2万㎡を標準として配置する。
地区公園とは
徒歩圏内に居住者の利用する公園で、距離1kmの範囲内で面積4万㎡を標準として配置する。
総合公園とは
都市住民の休息、観賞、散歩、遊戯、運動等総合的な利用をする公園で、都市規模に応じ面積10万㎡~50万㎡を標準として配置する。
運動公園とは
都市住民の運動をする公園で、都市規模に応じ面積15万㎡~75万㎡を標準として配置する。
広域公園とは
市町村を超える広域のレクリエ-ションを充足する公園で、面積50万㎡以上を標準として配置する。
奈良公園(508万6,200㎡)、馬見丘陵公園(56万2,000㎡)
国営公園とは
都府県を超える広域的な公園で、1箇所当たり面積おおむね300万㎡以上を標準として配置する。
明日香村国立公園(5地区・59万9,000㎡)
都市緑地とは
都市の自然的環境の保全、景観の向上を図る緑地で、面積1,000㎡以上を標準として配置する。ただし、すでに市街地に良好な樹林地がある場合、植樹により都市に緑を増加させる場合は、500㎡以上とする。
(都市計画決定を行わずに借地により整備し都市公園として配置するものを含む)